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〜「透析用水」水質確保加算のお知らせ〜
本年4月1日より、「平成22年度診療報酬改定について」(平成22年3月5日 保発0305第1号)の通り、人工腎臓における合併症防止の観点から、使用する透析液についてより厳しい水質基準を達成した場合の評価として、透析液水質確保加算が適用されます。
弊社におきましても透析用水及び透析液の検査を下記の通り受託可能でございますので、お知らせ致します。
〜1,4-ジオキサン及び塩化ビニルモノマーについて〜 平成21年11月30日に、公共用水域の「水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準」(以下、「健康保護に係る水質環境基準」という)及び「地下水の水質汚濁に係る環境基準」(以下「地下水環境基準」という)の項目の追加及び基準値の変更について環境省より告示があり、同日より施行されました。今回は「地下水の水質汚濁に係る環境基準」に追加された1,4-ジオキサン及び塩化ビニルモノマーについてご紹介します。
・1,4-ジオキサン 1,4-ジオキサンは洗浄剤、合成皮革用反応剤、医薬品用抽出溶剤、塩素系有機溶剤の安定剤などに使用されています。水に任意に混合し、加水分解などはありません。水からの揮散は考えにくいですが、蒸気圧が小さいため、水の蒸発に伴いある程度の揮散は考えられています。人体に及ぼす影響として、腎障害、肝障害を引き起こすほか、発がん性も疑われています。・塩化ビニルモノマー 塩化ビニルモノマーは、主に塩化ビニル樹脂の原料として用いられている常温でガス状の化合物です。地下ではトリクロロエチレン等が嫌気性分解によって生成されると考えられており地下水にのみ検出されることから、地下水の環境基準項目に追加となっています。 人体に及ぼす影響として、発がん性があると疑われています。 |
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