細菌検査サーベイ、内部精度管理
第三回細菌検査精度管理サーベイ
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日水製薬株式会社主催の菌株サーベイに、今回はじめて参加致しました。試験項目は「一般細菌数」、「大腸菌群数」の2項目を実施しました。
【結果】
項目 | 一般細菌数 | 大腸菌群数 |
調整菌量 | 107 | 104 |
集計結果 | 106〜107 | 103 |
弊社結果 | 1.6×107 | 1.9×104 |
※ 単位:CFU/mL(試料1mL中の出現集落数)
調整菌量:ATCC(米国の菌株保存機関)より
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≪クリーンベンチでの検査状況≫ |
「一般細菌数」の集計結果は、106と107CFU/mLにピークがあり、弊社も107前半と良好な結果が得られました。
「大腸菌群数」においては104CFU/mLが調整菌量で弊社は104前半でほぼ正解でしたが、
実際の集計結果は1オーダー低い103にピークがある、すそ野が広い分布を示していました。
これは培地による違いと言う事で弊社のデータはより真値に近いという結果が得られました。
今回この精度管理サーベイに参加し、弊社の検査手技や培地選択に問題がないと言う結果が得られました。
今後このような外部精度管理に積極的に参加し、技術の維持・向上に努めて行きたいと思います。
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内部精度管理
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弊社では、個人差、品質管理、日常分析の精度を検定する為内部精度管理を実施しております。
機器分析においては、ICP発光分析装置、イオンクロマトグラフ等についてX-R管理図を活用し日々の管理を行っています。
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☆編集後記☆
今回の細菌検査サーベイにおきまして、好成績を得ることができましたが、
この結果に満足する事なく、より一層外部、内部の精度管理を充実させていきたいと思います。
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《 INA 》
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