〜温泉・浴槽施設でのレジオネラ属菌汚染防止〜
弊社では,浴槽水検査としてレジオネラ属菌の検査を行っております。レジオネラ属菌はレジオネラ症を発症させる恐れがあり,浴槽施設では安心して利用できるよう,レジオネラ症の発生防止のため,衛生管理を徹底しなければなりません。今回は,レジオネラ属菌汚染防止のための施設管理方法についてご紹介致します。
Q. レジオネラ属菌汚染を防止する対策は?
まずは,遊離残留塩素濃度を通常0.2〜0.4mg/Lに保つことが重要です。また,(1)貯湯タンクは湯温を60℃以上に保ち,生物膜の除去を行うための清掃・消毒を行う。(2)ろ過器・循環配管は1週間に1回以上洗浄および消毒を行う。(3)浴槽は満杯の状態を保ち,溢水させ,原則毎日完全に換水して浴槽の清掃を行う(毎日完全換水が不可能な場合,1週間に1回以上完全に換水して,浴槽の清掃を行う)。(4)浴槽に気泡発生装置等を設置している場合,連日使用している浴槽水を使用しない。(5)打たせ湯およびシャワーには,循環している浴槽水を用いないことがレジオネラ属菌汚染を防止する対策となります。弊社では、迅速かつ正確なデータを提供できるよう心掛けております。是非,最寄りの営業所までご相談ください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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