平成16年2月発行
 
 第17号 
 

ホルムアルデヒド

  近年、新築や改築後の建物において、化学物質による室内空気汚染が引き起こされ、居住者にさまざまな体調不良が生じていることが報告されています。 そのため、今回は、室内空気汚染物質の中でも、ホルムアルデヒドについて取り上げたいと思います。

  室内空気汚染物質については、厚生労働省/文部科学省、各々から指針が出ており、両指針とも、ホルムアルデヒドの室内環境の基準は0.08 ppmとなっています。

  弊社でもこの半年間で多くの室内空気環境測定を行いました。
弊社で行った、室内ホルムアルデヒドの検出率を下記に示します。
ホルムアルデヒド検出率
基準値以下 基準値オーバー
72.4% 27.6%

(ホルムアルデヒドの主な発生源)
木製建材の接着剤・壁紙の糊・ガラス繊維断熱材
パソコン・家電製品・タバコ・ガスコンロの使用

(人体への主な影響)
のど、胸の痛み・喘息・慢性呼吸器疾患
ホルムアルデヒドによる曝露軽減策としては、換気の徹底があげられます。
ホルムアルデヒドの測定回数や、その他不明な点につきましては、弊社営業担当までお問い合わせ下さい。
 

☆編集後記☆
  ギターからもホルムアルデヒドが出ていることを知ってとてもびっくりしました。
  発生源はかなり身近な物なんですね!!これを書いてる時もパソコンから・・・!?
(M-T**)