平成16年11月発行
 
 第25号 
 

誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS)導入

  この度、当社におきまして誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP-MS)を新規導入しました。
今回は、その機器概略についてご紹介します。

  従来、当社におきまして重金属の分析はICP(誘導結合プラズマ発光分光分析装置)、原子吸光光度計により分析を行って参りました。
  このICP-MSで重金属の一斉分析はもちろんですが、MS(質量計)を搭載することにより、感度、分析精度も飛躍的に向上致しました。
  具体的に水道水水質基準の1/100程度は精度よく分析でき、項目よっては更に低いレべルまでの分析も可能となりました。
  定量下限値等のご相談・ご要望等がございましたら弊社営業担当者までご連絡ください。
  現在、データ取りも終了し、順調に稼動しております。

※その他ご質問・確認等ございましたら弊社営業担当者までご連絡ください。


 ☆編集後記☆
    10月も中旬を過ぎたというのに、未だに台風が到来しております。 被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、このような時は、水道水等の水質が悪化する可能性がございます。 日頃の生活の中で違和感を感じられた場合は、関係機関に連絡をとり、水質検査を行なわれてみてはいかがでしょう。
《nobu》