平成22年2月発行
 
  第97号
 

≪割り箸≫について考えてみませんか?

割り箸の現状

    現在、日本国内では年間約250億膳(一人当たり200膳)もの割り箸が使い捨てされています。そのうち97%が輸入品であり、90%以上が中国産であるのをみなさんご存知でしょうか?日本では端材や間伐材、低利用木などで割り箸が作られていましたが、中国産の安い割り箸を大量輸入、消費するようになり、高級箸以外の生産は減少していきました。 
  しかし、中国では効率的で低コストである皆伐方式という、木を一斉に伐採する方法をとっているため資源の供給が追いつかず、減少する一方となっています。
解決するには?
  “割り箸”が自然環境にもたらす影響を減らすには、どうすればいいの 
 
1、割り箸の削減に取り組みましょう!

 最近、飲食店などに行くと割り箸ではなく、洗って繰り返し使う洗い箸を置いているのをよく見かけます。全国に展開している、とある居酒屋チェーンでは、洗い箸を使う事により年間約1,400万膳の割り箸削減に成功したそうです。
 また、私たち一人一人がコンビニなどで「お箸は要りません」と一言告げることでさらに割り箸の削減に繋がっていくのではないでしょうか。
  2、MY箸を持ちましょう!
 森林破壊を防ぐには割り箸の使用量を減らさなくてはなりません。割り箸をやめ、マイ箸にすることにより、ごみの排出量が減り、その焼却による二酸化炭素の排出量を減らすことにもつながります。また、森林を少しでも多く残すことにより、地球温暖化を防ぐことができます。


弊社での取組み
    現在、日本国内では年間約250億膳(一人当たり200膳)もの割り箸が使い捨てされています。そのうち97%が輸入品であり、90%以上が中国産であるのをみなさんご存知でしょうか?日本では端材や間伐材、低利用木などで割り箸が作られていましたが、中国産の安い割り箸を大量輸入、消費するようになり、高級箸以外の生産は減少していきました。 
  しかし、中国では効率的で低コストである皆伐方式という、木を一斉に伐採する方法をとっているため資源の供給が追いつかず、減少する一方となっています。


   集めた割り箸

     加工後
 
〈エコキャップ感謝状〉

 しかし、割り箸が無くなることはないでしょう。
弊社では最低限出てしまった割り箸に関してのリサイクル活動を引き続き行なっていき、“マイ箸運動”にも取り組んでまいります。

 また弊社ではエコキャップ運動(ペットボトルのキャップ回収)にも取り組んでおります。集まったキャップは『大手流通会社様』に持参し、再資源事業者に売却され、その売却金がワクチン購入資金として寄付されるそうです。今回私たちが持参したキャップで、約4.5人分のポリオワクチンになりました。

   この記事を読んで少しでも多くの方にエコ活動の必要性を感じて頂ければ嬉しく思います。もし皆様が割り箸やペットボトルのキャップを集めていただければ、弊社の方でお手伝いさせて頂きたいと思います。その際は担当営業者に一言お伝え頂ければ幸いです。
〜みんなで環境にやさしい行動を意識し、未来の地球を守ることが出来れば素晴らしいですね〜
by TIXS
株式会社 東洋環境分析センター 株式会社 東洋環境分析センター