食品検査

異物検査

食品への異物混入は食品製造業や給食施設、飲食店など食品を取り扱う場所であればどこでも起こる可能性があります。異物混入が起こるとお客様へご迷惑をおかけするばかりではなく、企業やお店のイメージダウン等重大なダメージを被りかねません。一口に「異物」といってもいろいろあり、また由来も様々です。

混入由来 異物
使用器具 金属たわし、金ざる、クロス、ブラシの毛
昆虫類の混入 ゴキブリ、ハエ、小バエ
従業員由来 毛髪、バンドエイド、手袋
製造ライン由来 コンベアのほつれた糸、麺生地、プラスチック片、さび
原材料由来 石、骨片、注射針、変色して固くなった部分
包装資材 ビニール片、紙

食品の異物混入事例が発生した場合には、異物の特定や混入経路の解明が再発防止やお客様対応のお役にたつと思われます。

異物検査コース

検査コース 内容
形態観察コース(大分類) 形態観察や、燃焼試験、試薬試験により異物の大まかな分類を行います
毛と植物繊維の区別、金属であるかどうか、変色の原因、加熱の有無など
同定鑑別コース(毛・植物・虫) 虫の種類、毛の動物種、植物調査など
FT-IRコース
(プラスチック・ビニール・合成繊維)
プラスチックやビニール片、合成繊維の種別調査
元素分析コース(金属・鉱物) 金属成分の特定、石である確定、結晶成分の推定

異物検査についてご要望の際はお問い合わせください。